●僕がどんなに君たちを嫌いか君たちは知らない

とある日。ショッピングセンターにて。

ボロミアがプレゼントした花束をいきなり床に捨て、足で踏みつけるレゴラス

「仏壇じゃないんだから、こんなダサイ花いらない！」

「な、なんということを…」

「この！この！」

だいたい花束をプレゼントするほうもするほうですが

とある日。キッチンにて。

「この！この！」

「わかった、わかった」

とある日。少し機嫌がいいようでいっしょにジャグジーでくつろぐレゴラスとボロミア。

しかし。

「ボロミア、飛行機乗るのこわいんだって？」

「…いかにもそうだが」

いじめて喜んでるとは

ボロミアをきらいなだけじゃないかって？

違います

とある日。「アラゴルン、ちょっとはお風呂にはいってくださいよ！　クサイ！」

「たしか1カ月前に入ったんだが…」

「1カ月前〜！」

たしかにそれはひどいかも…。

さて後日。「風呂にはいったぞ〜」

「アラゴルン！　ハダカで僕の近くにこないでくださいよ！　気持ち悪いな！！」

アンタもハダカじゃ…

「この！この！」

「わかった、わかった」

気持ちを鎮めるために裂け谷訪問

「やっぱりここはヘンな人間がいなくて落ち着くな〜」スーツ姿のエルロンド卿は十分ヘンですけど

そんなレゴラスを迎えにやってきたボロミア

「『旅の仲間』の縁は永遠ですぞ」

そうそう、タトゥまでいれたもんね。喜ぶレゴラス

「そうだね。じゃあはやいとこ飛行機でゴンドールに帰ろうよ」

…肩を落とすボロミア

そこにアルウェン登場

「レゴラスは変わり者エルフですから気にしないほうがよろしいわ。大丈夫きっと仲良くなれますとも。いっしょにゴンドールにお戻りなさいませ」

「マイレディ！（涙）」

「飛行機で帰ればあっという間にゴンドールですわ」

「…」再び肩を落とすボロミア。

エルフってやつは……

こんな歌ありませんでしたっけ？　とにかくレゴラスは、旅の仲間が嫌いで嫌いで友だちゼロ状態でした。特にボロミアのスキンシップが大嫌い（笑）。これじゃいかんと裂け谷に遊びに行かせるとエルフ同士で気があうのか仲良く話しているという…。でもこんなに嫌ってるのにみんなからは好かれている得？なレゴラスです。ところでなぜかボロミアには飛行機ネタの会話が多いようで不思議（笑）。

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